南国の果物パイナップル。
下の写真はとあるパイナップル畑です。
今日は、永遠のテーマである「パインを酢豚に入れるかどうか?」についてお話しを・・・
違います。パインの歴史とオリジナルジャムについてのお話しです。
日本でのパイナップル生産は、今から数えること約80年前にさかのぼります。
実は日本で最初にパイナップルが植えられたのは屋久島。ではありません。
1830年に小笠原諸島の父島で最初のパイナップルが植えられ、その後日本の南部を中心に本格的な栽培が始まったと言われています。
屋久島も戦前はパイン作りが盛んだったそうですが、戦後は栽培の拠点が沖縄に移り、屋久島産のパイナップルは徐々にその姿を消していきました。
近年は沖縄でのパイン生産も減少傾向にあり、今では屋久島産パインは希少になりつつあります。
今回は、その希少な屋久島産の完熟パインを200kg特別に分けて頂く事が出来ました。
品種はスムースカイエン。
木で完熟してから収穫するので甘味と酸味のバランスが抜群です。
ジャムにしてもなんとも言えない香りが残り、極上の良い出来。
企業秘密のオリジナルレシピで念願のパインジャムがついに完成です。
サンカラオリジナル完熟パイナップルジャム。
是非ご賞味ください。
ちなみに日本では、「パイナップル」「パインアップル(略してパイン)」と二通りの呼び名がありますが、英語では『Pineapple』。
パインは、「松(pine)」を意味し、アップルは「リンゴ(apple)」です。
果実の形が松ぼっくりに、味がリンゴに似ているからという説と、
単に「アップル」果実一般を指し、「松の果実」を表すと言う説があるそうです。