
昔の屋久島では「海に10日、里に10日、山に10日」といわれ、人々は里で田畑を耕し、海と山からも豊かな恵みを得て暮らしてきました。サンカラではこの島の恵みをサンカラ・キュイジーヌとして昇華させ、ここでしか味わえない味覚を提供します。

サンカラで最も大切にしているコンセプトは「地産地消」。フランスでも地方ごとに料理が発達してきたように、屋久島という土地の食材をいかにフレンチにするかに工夫をこらしています。
食材は、フレンチや和食の垣根にとらわれず、地元らしさを感じられるかという基準で選んでいます。オープン当初から地元に密着し、人と人のつながりを広げてきたことで、市場には出回らない魚を入手したり、農家さんに頼んで野菜を作ってもらったりといったことが可能になってきました。
都会ではあらゆるものが手に入りますが、この島では季節ごとに手に入る食材が変わり、海の天候によっては仕入れが思うようにいかないこともあります。その中でいかに臨機応変に対応してお客様に喜んでいただくかを考えることが、もっとも難しくやりがいのある部分です。
新しい食材の開拓やご滞在中のお楽しみ方など、私たちにご提案できることはまだまだあると感じています。料理についてのお話はもちろん、釣りやダイビングの話題なども気軽にお声掛けください。


〒891-4402 鹿児島県熊毛郡屋久島町麦生字萩野上553アクセス