持続可能な開発目標(SDGs:Sustainable Development Goals)とは、2001年に策定されたミレニアム開発目標(MDGs)の後継として、2015年9月の国連サミットで加盟国の全会一致で採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に記載された2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標です。
17のゴール・169のターゲットから構成され、地球上の「誰一人取り残さない(leave no one behind)」ことを誓っています。SDGsは発展途上国のみならず,先進国自身が取り組むユニバーサル(普遍的)なものであり、日本としても積極的に取り組んでいます。
私たちは、世界自然遺産屋久島との共生を目指し、『for the YAKUSHIMA 』を宣言しました。屋久島の自然に対する責任を担っていきたいと強く感じ、サンカラ基金を設立いたしました。
今後も『sankara hotel & spa 屋久島』は、様々な活動を推進してまいります。
よりサスティナブルな環境調和型ホテルであり続けるため、ホテル内で新たにTeam Zero Waste Sankaraを立ち上げました。
私たちTeam Zero Wasteはこの美しい屋久島の山、海、里の自然を守るために、以下のアクションプランを推進してまいります。
sankara hotel&spa 屋久島では、2010年の開業以来「サンカラ基金」を設立し、屋久島の発展や自然環境保護の為に、お一人様1回のご滞在につき¥500を頂戴しております。
サンカラ基金の一部は下記の通り寄付をさせていただいております。
屋久島とその周辺における自然環境の保全テーマのもとに、ウミガメの生態調査、研究、生息環境の保全”を目的とするNPO法人屋久島うみがめ館の「うみがめ基金」に賛同し、ウミガメが安心して上陸できる環境づくりの為の活動に寄付をさせていただきました。
森の再生、安全な環境と産業サイクルを作り、森と屋久島の活性化を目的とする地杉プロジェクトに寄付させていただきました。
地崩れの原因となる放置された森の間伐を行い、その間伐材を活用するサイクルを作ります。その第一歩として、長峰地区に地杉のバス停が設置されました。
ツマベニチョウの食草となる魚木の増殖活動および蜜元の花々の植栽活動を実施し、蝶の生息数を自然環境の指標とすることで持続可能で豊かな自然環境や生活環境を創出することを目的としたプロジェクトに賛同し、寄付させていただきました。
地元屋久島高校の生徒にホテル内の見学会や講習会を行なっています。屋久島における観光産業の在り方や接客・テーブルマナー実習など、屋久島の観光活性化について地域の皆さんと共に考え、取り組んでいます。
サンカラが最も大切にしているコンセプトは「地産地消」。
地元の農家さんや漁師さんとの関わりを大切にし、シェフが自ら食材探しの旅にでかけることで食材のこだわりや特長を直接見聞きし、料理のヒントにつなげています。
また、サンカラで出た生ゴミを地元の養鶏農家さんへ提供し、肥料として有効活用していただく取り組みも行なっています。
私たちは国籍や性別を問わず、様々なバックボーンを持つ人材の採用と皆が長く働きやすい職場環境づくりを目指しています。
また、インターンシップの積極的な受け入れや従業員の資格取得を支援し、能力向上を促進しています。
シェフによる山野草講習会やソムリエによるワイン講座、専属ガイドによる屋久島の研修など、スタッフのスキルアップの為の講習会を開いています。